2011年6月14日火曜日

アルザス・リースリング

よく、「アルザスワインは梅雨時に飲みたくなる」と言われます。
この時期のジメジメした感じを吹き飛ばしてくれる、そんなワインのご紹介です。

フランス白ワインの名産地アルザス地方。
ドイツとフランスの文化が融合し、他の産地には見られない特異なワインが誕生しています。

品質においては秀逸なワインを生み出す地域としても有名であり、
特に51箇所に及ぶグランクリュは、アルザスを代表するワインを生み出しております。

今回御紹介する“フランクシュタイン” アルザスの北から13番目のグランクリュです。
そこから産まれるこの自然派生産者のワインは
最上区画の畑から収穫されるため濃縮感ある仕上がりで、
ブドウ品種の熟度の高さがワインに表現されています。
この秀逸なグランクリュのリースリングを生み出す生産者は、「シャルル・エ・ドミニク・フレイ」
小さな村ダンバッハ・ラ・ヴィルにドメーヌを構える、家族経営の小さなドメーヌです。
フランクシュタインは、6億年以上前の優れた花崗岩を多く含む土壌構成となっており、
日当たりも良く恵まれた条件を持つグランクリュです。

ドメーヌのポリシーは「テロワールとワインを守る」
1997年よりエコセールに従い有機栽培を始め、現在はデメテールよりビオディナミの認定を取得。
さらにアグリキュルチュール・ビオロジック(AB認定)も、取得しております。

★評価歴
ビオワイン専門ガイド Les bonnes adresses du vin bio
◎最高評価のハートマーク4つを獲得(2004年ヴィンテージ)


リースリング・グランクリュ・フランクシュタイン 2009


■原産国/フランス、アルザス

■生産者/シルル エ ドミニク フレイ

■原産地呼称/A.O.C.アルザスグランクリュ

■タイプ/白・辛口

■葡萄品種/リースリング100%




※輝きがあり比較的淡い色調。アロマにはミネラルやハーブ、バラやユリなどの花等の中に、芝生や土の香りの様な癒しのニュアンスが感じられます。果実味は優しく控えめで、土の香りのような素朴さがあり、いぶした風味や柑橘系の風味がさりげなく口中に広がります。派手さやインパクトのある味わいではなくエレガントでワインの味を楽しめる最高評価のビオワインです。

750ml/13.5度(通常価格¥4200) 小売価格 3,780円